7月のハワイ不動産、市場を動かしていたのは
- 抑圧需要
- 歴史的な低金利
- 在庫不足
この3つだった言えます。
具体的にはどのような動きだったのでしょうか?
一軒家への需要は高い
一軒家の7月の総契約数は前年同月比で3%減。
価格帯別では、$600K-699Kは26.5%減。
$700K-899Kでは19.4%増となりました。
中間価格は$815,000でした。
1−7月で0.6%増えています。
相変わらず、一軒家の需要は高いと言えます。
コンドは不調
コンドの契約数は前年7月と比べ17%減。
どの価格帯でも契約数が落ち込みましたが、
$400-499Kの価格帯だけは20.7%の増。
ローカルバイヤーに人気の価格帯です。
中間価格は$440,000。
1−7月では1.2%UPでした。
MRI 指標とは?
アメリカでは、不動産売買の動向を分析する際、
MRIという指標を使います。
Months of remaining inventory の略です。
市場に売りに出る物件がゼロと仮定した際、
現在市場にある売り物件が全て売却されるまでに
かかる『月数』を示したのがMRIです。
7月オアフ島不動産のMRIは:
- 一軒家….2.4ヶ月
- コンド….4.1ヶ月
一軒家はまだまだ『売り手市場』と言えます。
歴史的な低金利(30年平均3.1%)が後押し
しているようです。
コンドは例年より長期戦になるやもしれません。
コメント