こんにちわ、Kanaeです。
日本からの投資家の方や、ハワイにセカンドハウスを持ちたいというお客様からよく聞かれる質問がこれ。
『ハワイの物件で年々高くなってるの?値下がりはしないの?』
そこで、昨年12月のオアフ島不動産売買の統計が出て来たので、2014年12月と比較してみました。(ホノルル不動産協会提供の資料に加筆)
2014年12月と2015年12月を比較してみる
2014年と2015年の12月を比べてみると、コンドミニアムの中間価格が6.9%もあがっています!
「何日で売れたか?」のところを見てください。
一軒家で平均してわずか20日、コンドミニアムで24日で売れています。市場に出ると、あっという間に買い手がついていたのがわかりますね。
このような売り手市場の傾向はまだ続くと予想されています。特にコンドミニアムの6.9%の上昇率をみてもわかるように、コンドミニアムの需要は以前高く、中間価格の記録を更新中です。
いえいえ、そうでもないようです。
ホノルル不動産協会の報告によると、40万ドル以下の販売数が226件なのに対して、100万ドル以上の販売数は11件にとどまっています。
つまり、お手頃なお値段のコンドミニアムに売買が集中しているんです。
特に、ダウンタウン、ホノルルの中心部エリアにこの傾向が強くみられています。投資物件をお考えの方は、『売りやすい物件』を考慮にいれるのを忘れずに!
不動産評価額も上昇中
オアフ島不動産所有者のもとには2016年の不動産評価額の書類が届いているころだと思います。オアフ島全体の傾向は、、、
課税対象不動産の合計評価額は昨年の2148億ドルから2279億ドルまで上昇、去年と比較すると6.1%も増えました。(その分固定資産税もしっかり値上がりします。)
さきほど、見て頂いたコンドミニアム中間価格の上昇率とほぼ一致しますね。
ここ10年間の価格変動を調べてみる
まずは『ハワイ不動産:一軒家の過去10年間の価格変動』
2009年に一度価格が少し落ちています。中間価格で前年比-7.9%、平均価格で-13.7%も下落。しかし、2012には完全に持ち直し、毎年じわじわ上昇しています。
『ハワイ不動産:コンドミニアムの過去10年間の価格変動』はこちら。
一軒家と同じく、2009年に中間価格で前年比-7.1%、平均価格で-9.7%も販売価格が落ちましたが、その後、緩やかに上昇を続けています。
もっと長い期間で見ると、、、?
はい、1985年からの動向はこんな感じになります。
毎年、最低平均4.5%の伸び率になっていますね。
30年前にコンドミニアムを買われた方は、購入価格より約3倍のお値段で売れるという訳です。すごい!
忘れている方のために、最初の質問に戻ります。
『ハワイの物件で年々高くなってるの?値下がりはしないの?』
はい。年平均4.5%の割合で上昇していますが、もちろん下がる時期もあります(例:2009年〜2010年)。しかしながら、オアフ島は地域によってその動向も異なるので注意が必要です。
もっと詳しく知りたい方、地域別の詳しい情報がお知りになりたい方は
808-228-1716 または kanaeabe808@gmail.com
までお気軽にお問い合わせください!
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