こんにちわ。Kanae です。
日本からハワイに遊びに来たお友達やお客様によく聞かれるのが、、、
「ハワイに別荘持っている人って芸能人やお金持ちばかりでしょ?」
「高いんじゃない?」
「使っていないときはどうすればいいの?」
などなど
そうですよね、日本で不動産を持っている人でも、海外に買うとなると勝手が違うので、ちょっとドキドキします。わからないことだらけですよね。
記念すべき第1回目の投稿は、とにもかくにもまずハワイに不動産を買う前に知っておいて欲しい基本的なことを5つお伝えします。
① 物件探しは、どうやってするの?
ハワイはもとよりアメリカ合衆国の殆ど*の売り物件は、MLS (Multiple Listing Service) というデータベースを利用して検索することが出来ます。
MLSとは、各不動産ブローカーがそれぞれの売り物件を1つのデータベースに登録する事で、常に新しい物件情報をシェア出来るようにしたものです。みんなこのMLSからデータを引っ張ってきているので、どこのサイトで検索しても実は同じ結果がでてきます。各不動産会社のウェブサイトで検索もできますが、この全米不動産協会オフィシャルサイトでも検索ができます。(英語です💦)
ただし、ここで一般公開されている情報には、詳しい物件内容や内見スケジュールなどは記載されていません。
え〜、そんな〜!!
大丈夫です。安心してください。
そんなときに助けてくれるのが、不動産免許をもつエージェント(リアルターと呼びます)なんです。不動産エージェントにお願いすれば、物件探しも内見のコーディネートも全てやってもらえます。
*不動産会社を通さずに自分で家を売りに出している売り手もいます。これをFor Sale By Owner (FSBO)と言います。このような物件は不動産会社を通していないため、MLSのデータに含まれていないのです。
② 物件選びと同じくらい大事なのが、エージェント選び
私が勝手に考える理想的なエージェントとは:
- 豊富な経験がある(年数ではなく、取り扱い物件件数)
- 地域情報に詳しい
- 時間に正確
- 対応が早い
- 連絡がまめ
のんびりハワイ、長く住んでいると日本人でも立派なハワイ人に変貌している人が少なくありません。
「私、ハワイアンタイム〜♬なんです〜』なんて言ってるエージェントさんは×
まず会ってみること。そして最終チェック事項が、、、
- お客様の立場になって考えられるかどうか(その物件の購入を決めるのは、あくまでお客様なのです!)
そんなエージェントに出会えたら、ハワイでの物件探しも大船に乗ったつもりで楽しめること間違いなしです。
③ 不動産売買に欠かせないのが、エスクロー
アメリカの不動産売買には『エスクロー』という名義書換代行会社を利用します。日本の方にはなじみがない言葉かもしれません。
エスクローとは政府の認可を受けた会社で、売り手と買い手の間にたち、契約書の履行、金銭の受け取り及び管理、各種条件の履行、ローン手続き、名義変更、登記、その他売買に関わる手続きを代行してくれます。
ものすご〜く簡単に言ってしまうと、
- 買い手から代金を受け取る
- 売り手の持つ権利証書を確認する
- 権原保険(title insurance)を発行する
- 問題がなければ(あれば解決して)、買い手に名義を変更した権利書を渡し、売り手に代金を渡す
- 役所に登記をする
これらのことを中立の立場でやってくれます。
もちろん費用がかかります。購入価格の1〜2%ですが、エスクロー会社によって異なります。この費用は買い手と売り手で折半します。
権原保険(title insurance)って何?
④ 仲介手数料はいくら?
⑤ 現金がないのだけど、、、。ローンは組めるの?
日本在住の方でも、(各種条件がありますが)ハワイでローンが組めます。投資物件または別荘として買われる場合、金利は1~1.5%高くなる場合があります。
[詳しいローンの話は、また後日ブログで紹介します]
ハワイには日本語が出来る経験豊富なローンオフィサー(ローンの専門家)がいます。ぜひ、不動産エージェントに聞いてみてください。信頼出来るローンオフィサーを紹介してもらえますよ。
とにかく、見てみよう!
今やネットで何でも調べられる時代。
ハワイの物件の検索も、日本にいながらサクサクできてしまいますよね。でも、や〜っぱり、実際見てみると違います。同じような間取りのお部屋でも、『気』のようなものが違うんですね。
もしハワイに来る予定があって、近い将来、ハワイに家を買ってみようと思っているのなら、まず見てみてください。
百聞は一見に如かず
ハワイに家を買う、小さな一歩を初めてみませんか?
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